なぜこの映画が生まれたか?
2007年夏頃から鷲宮町は「らき☆すた」というアニメの舞台になっていることがわかり、
多くのファンが訪れるようになったことで町おこしに繋がっている。
そんな鷲宮町は、2008年ある人物の電話から大きな挑戦が始まる。
その電話主は、日本テレビ「野ブタ。をプロデュース」を演出したテレビ業界で活躍する演出家の北川敬一氏。
北川氏は、アニメによる町おこしで盛り上がっている鷲宮町ならば面白い地域ドラマが作れるのではないかと提案して来た。
戸惑いながらいつもの「ノリ」でやってしまおうと引き受けた商工会ではあったが、予算は無い、時間も無い、ノウハウも無い。この状況でまず行ったのが、鷲宮☆物語~序章~と題した予告動画。この内容は、アニメファンに喜んでもらうため全編アニメ等のパロディ。しかも演じたのが教師役を除き全員素人。しまいには来年の補助金下さいとちゃっかりアピールする内容であった。
その動画を配信したところ1ヶ月で15000件の再生数を記録。結果中小企業庁より補助金が採択された。今度はパロディではなくオリジナルで他にない地域映画を作ろうとなり、この映画は作られることになった。
内容は一般公募し66通が集まりその中から5通を採用。
俳優陣にD2メンバーの上鶴徹、山口賢貴、人気アイドルグループAKB48の増田有華、実力派の折井あゆみらが顔をそろえた。
もちろん地元住民やアニメファンも多数出演。プロと素人が融合した他にない地域映画に仕上がった。
是非お見逃し無く!